ヒゲ脱毛はヒゲをほぼ永久に脱毛することができる一方で、施術時には副作用やリスクが伴います。
脱毛にはいくつかの種類があります。
- ニードル脱毛
- 光脱毛
- 医療レーザー脱毛
ここでは私が行っている医療レーザーによるヒゲ脱毛を想定します。
医療レーザー脱毛はパワーが強いため、肌や毛根に与えるダメージも大きくなります。
脱毛効果が最も強い分、リスクや副作用の可能性も大きくなってしまいます。
ここでは医療レーザーによるヒゲ脱毛で起こる可能性がある副作用やリスクを正しく理解することが目的であり、恐怖を煽るものではありません。
それでは、少しのお時間お付き合いください。
ヒゲ脱毛の副作用とリスクとは
ヒゲ脱毛によって起きる可能性がある副作用やリスクは次の通りです。
- 発赤
- 熱感
- かゆみ
- 痛み
- 感想
- コメド
- 毛嚢炎
- 埋没毛
- 膿疱
- ほくろ・しみが消える
- 色素沈着
- 色素脱失
- 硬毛化
文字にすると、恐怖感を煽るような字が並んでいますね。
これらを分類すると、次の2シーンで分けることができます。
- レーザー照射時・直後
- レーザー照射後(1日〜数日後)
それぞれのシーンに分けて、詳細をみていきます。
レーザー照射時・直後の副作用とリスク
ヒゲ脱毛に使用するレーザーは医療機器から発射されます。
このレーザーは医療行為として認められるほどの強いパワーとなっています。
そのため、レーザーによって患部が熱を持ち痛みを発する可能性があります。
実際に、レーザーを当てた後は、少し肌が熱くなり、照射時の痛みが残ることがあります。
しかし、これらの症状はレーザー照射後にアイシングを行い、炎症を抑える薬によってある程度おさえることができます。
どの医院でもアフターケアを行ってくれますので、ある程度は緩和できると考えて良いでしょう。
また、当日帰宅した後は肌の乾燥を感じることがあります。
レーザーをあてているため、患部がザラザラするような感覚です。
脱毛当日は入浴を控え、シャワーを浴びた後は化粧水などでしっかりと保湿することが重要です。
レーザー照射後数日間に起きる副作用・リスク
レーザー照射後の副作用やリスクは1日後から数日後まで続くことがあります。
具体的には、毛嚢炎という副作用が起きるかもしれません。
これは実際に、私も経験があります。
毛嚢炎は毛根で炎症が起き、ニキビができる症状です。

こちらの画像のように、白いニキビが大量にできます。
炎症が起き、膿がニキビとなっているため触ると痛みがあります。
その他、レーザー照射後に残っているヒゲを抜くなどの行為をすると埋没毛などの副作用が起きる可能性があります。
絶対に行わないよう注意しましょう。
毛嚢炎を防ぐ対処方法
毛嚢炎が発生すると、ヒゲを剃ることができず困ってしまいます。
毛嚢炎は炎症であるため、十分なケアで最小限に抑えることができます。
具体的には、次の対処方法を実践しましょう。
- 照射当日の入浴回避
- アイシング
- 保湿
特に、レーザーを照射した当日の夜は十分にアイシングを行いましょう。
十分すぎるほどアイシングした方が、毛嚢炎の抑制に効果があります。
また、保湿をこころがけ化粧水などを使用することも重要です。
毛嚢炎がひどいときは病院へ
もし、レーザー照射後に毛嚢炎がひどいときは皮膚科またはヒゲ脱毛を契約している美容外科へ行きましょう。
患部を診察した後に塗り薬を受けとることができます。
すぐにでも治したい場合は、発生した当日に病院へ駆け込むことをおすすめします。
できる限り、市販の薬ではなく処方薬を活用しましょう。
まとめ
こちらの記事ではヒゲ脱毛による副作用・リスクについてご紹介しました。
医療レーザーによるヒゲ脱毛は効果が期待できるぶん、副作用やリスクがあります。
適切な理解のもと、レーザー脱毛を行い、アフターケアを怠らないようにすることが大切です。
こちらの内容があなたのヒゲ脱毛に少しでも参考になれば幸いです。